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異例中の異例の令和2年度試験シーズンが終わりました

令和2年度の技術士二次試験の合格発表が4月30日にありました。


口頭試験の合格発表については「4月末」とだけしか告知されていない期間が長く、その4月末になっても発表の日付が明らかにされなかったので、ずいぶん気をもんだ方も多かったことでしょう。


とにもかくにも、異例中の異例の令和2年度の試験シーズンが終わりました。

合格しても、不合格だったとしても、その悲喜こもごもから、この先の全ての道が続いていきます。

毎日、毎時間、毎秒をおろそかにせず、大切に生きていきましょう。


技術士合格の仕組み講座では、書籍や教材を購入された方、またメールマガジンを購読されている方に、毎年、二次試験の合否についてアンケートを実施しています。

ぜひ、今年のあなたの合否の結果をお教え願えませんか?

併せて、書籍や教材などのご感想、ご意見をいただけないでしょうか。

あなたの率直なご感想を十分に踏まえ、マンネリにならず、よりニーズにフィットした教材づくりに生かしていきたいと思いますので。

https://www.secure-cloud.jp/sf/1620437750oNLwNWDH


ところで・・・

去年あたりから、乱雑に積まれた大量の本の整理を始めていて、

「これはもう読み返すことはないかな」という本を次々とブックオフ送りしているのですが。

その選別作業の中で、ふと、大量に並ぶ古い本の中に埋もれたこの小さい単行本に目が留まり、埃っぽくなったページを開いてみました。

下村湖人という、戦前から戦後を生きた社会教育者でもある小説家が書いた『青年の思索のために』。200ページ程度の、薄い黄ばんだ新潮文庫の単行本。


これを読んだのがいつだったのか、はっきりとした記憶はもうありませんし、当然、何が書かれていたのかも、記憶にはありません。

おそらくまだ私が高校生くらいの頃だったのでしょう。


当時は、今の私と違って、読んだ本をなるべく汚さずきれいにしておきたい気持ちが強くて、傍線ひとつ書き込まれていないこの本なのですが、後半は「心窓去来」と題して、下村湖人が青年に伝えたい自らの思想の細々を五月雨式にたくさん並べているんです。


するとですね、その思想の中に、技術者として働いていくにあたって、「やっぱりそうだよなぁ」と何度もうなずきたくなる記述がまあ、いくつもある・・・。


その中から、ひとつだけ。


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「責任の無限性」


人間の責任の範囲に限界はない。


人間は、ただそれぞれに責任の中心点を異にするのみである。


われわれは、生活の便宜上、仕事の範囲に一定の限界を設けるが、


それがただちに責任の限界を意味すると思ったら、


仕事は仕事としての価値を失ってしまうであろう。


それは、愛がその範囲を限られた場合、


愛としての価値を失ってしまうのと同様である。


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業務の範囲を自分の責任の範囲と考えているようでは、技術士にはなれません。

自らの業務が社会に与える影響にまで意識が及んでいないと、仕事としての価値はない、ということです。

ですから、執務にあたっては、常に幅広く底深い価値観という物差しを当てながら、自らの判断と行動を監視していくことが必要なのです。


本メルマガを購読しているあなたなら、いうまでもない事なのでしょうが。

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